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令和 3年12月 7日総務常任委員会-12月07日-01号

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  1. 新発田市議会 2021-12-07
    令和 3年12月 7日総務常任委員会-12月07日-01号


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    令和 3年12月 7日総務常任委員会-12月07日-01号令和 3年12月 7日総務常任委員会                総務常任委員会  委員会記録 令和3年12月7日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(9名)    委員長  小  林     誠  委員   副委員長  青  木  三 枝 子  委員         宮  崎  光  夫  委員         小  川     徹  委員         板  垣     功  委員         小  坂  博  司  委員         中  村     功  委員         加  藤  和  雄  委員         小  柳  は じ め  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        総務課長          樋   口   茂   紀        総務課法制執務室長     小   林   克   佳        人事課長          中   山   友   美        財務課長          吉   田   和   明
           みらい創造課長       坂   上   新   一        情報政策課長        海 老 井       淳        税務課長          渡   邊       太        市民生活課長        藤   巻   秀   岳        地域安全課長        見   田   賢   一        環境衛生課長        高   澤       悟        市民まちづくり支援課長   渡   邉   誠   一        市民まちづくり支援課公共交通推進室長                      太   田   貴   輝        豊浦支所長         佐   藤       正        監査委員事務局長      米   山       淳  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長            石   井   昭   仁        主事            斎   藤   正 太 郎           午前10時00分  開 会 ○委員長(小林誠) それでは、全員出席ですので、ただいまより総務常任委員会を開会いたします。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算案を含め、議案が9件でありますが、そのうち議第58号及び議第59号については、11月30日に審査が終了しております。したがいまして、本日の審査は分割付託の一般会計補正予算案を含め、議案が7件であります。  それでは、議案の審査方法についてお諮りいたします。初めに、議第73号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第11号)議定についてのうち総務常任委員会所管分、次に議第62号 新発田市犯罪被害者等支援条例制定について、次に議第63号 新発田市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について、次に議第64号 新発田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について、次に議第71号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更について、次に議第72号 字の変更について、最後に議第77号 令和3年度新発田市コミュニティバス事業特別会計補正予算(第3号)議定について、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ご異議ございませんので、そのように進めます。  それでは最初に、議第73号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第11号)議定についてのうち総務常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆様に申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、順次説明を願います。  担当課長等の説明を求めます。  石井議会事務局長。 ◎議会事務局長(石井昭仁) おはようございます。それでは、議会事務局所管分につきましてご説明申し上げます。  歳出のみで歳入はございません。  予算議案書の17ページをお開き願います。説明欄一番上の丸、議会議員費につきましては、人事院勧告に伴う関係条例の改正により、特別職の12月期末手当を0.1月分引き下げたことによりますその不用残を減額するものであります。  以上です。 ○委員長(小林誠) 中山人事課長。 ◎人事課長(中山友美) おはようございます。人事課所管分についてご説明申し上げます。  歳出のみであります。予算書の16、17ページをお願いします。説明欄上から2つ目の丸、1款議会費から飛びまして42、43ページ、10款教育費までの各款説明欄の特別職給与費及び職員給与費について補正をお願いするものであります。主な内容は、11月30日に審議、可決いただきました特別職及び一般職の期末手当の支給月数の引下げに伴う減、退職及び育児休業の取得等による不用額確定分の減、時間外勤務手当の不足額の増であります。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 吉田財務課長。 ◎財務課長(吉田和明) おはようございます。財務課所管分についてご説明いたします。  補正は歳出のみであります。19ページをお願いいたします。説明欄中ほどにあります財政調整基金費は、今回の補正に係る歳入歳出差引き差額を基金に積み立てるというものであります。  歳入はございません。  以上であります。よろしくお願いします。 ○委員長(小林誠) 坂上みらい創造課長。 ◎みらい創造課長(坂上新一) おはようございます。みらい創造課所管分についてご説明申し上げます。  補正は歳出のみです。16、17ページをお開き願います。説明欄一番下の丸、みらい創造課管理費は、産休及び育児休暇を取得する職員に代わって雇用する臨時職員に係る報酬等です。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 海老井情報政策課長。 ◎情報政策課長(海老井淳) それでは、情報政策課所管分についてご説明申し上げます。  補正は歳出のみであります。23ページをお開き願います。説明欄の一番上の丸、統計調査総務費につきましては、会計年度任用職員報酬及び期末手当であり、療養している職員の代替職員の雇用に係る経費であります。  情報政策課所管分については、以上であります。 ○委員長(小林誠) 渡邊税務課長。 ◎税務課長(渡邊太) おはようございます。それでは、税務課所管分についてご説明いたします。  補正は歳出のみであります。18、19ページをお開きください。説明欄一番下の丸印、固定資産税都市計画税賦課事業会計年度任用職員報酬及び通勤費用弁償は、療養している職員の代替職員に要する約2か月分の経費であります。  以上が税務課所管分であります。よろしくお願いします。 ○委員長(小林誠) 藤巻市民生活課長。 ◎市民生活課長(藤巻秀岳) おはようございます。市民生活課所管分についてご説明いたします。  歳出のみです。21ページをご覧ください。説明欄上から2つ目の丸、戸籍管理事業会計年度任用職員報酬等は、療養している職員の代替職員に要する経費であります。  その下の丸、住基・印鑑登録管理事業コンビニ交付事務委託料は、マイナンバーカードのコンビニ交付が増加したことによる地方公共団体情報システム機構への委託料の増額であります。  説明は以上でございます。 ○委員長(小林誠) 見田地域安全課長。 ◎地域安全課長見田賢一) おはようございます。地域安全課所管分についてご説明いたします。  5ページをお願いいたします。初めに、第2表、繰越明許費であります。上段、旧市営中央パーキング解体事業は、蔵春閣移築に係る建築資材が保管されているため、解体工事を停止しておりましたが、建築資材搬出のめどが立ったことから、2月に契約し、着手を予定しており、今年度内に解体工事が完了しないことから、繰越しをお願いするものでございます。  次に、6ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為補正であります。防災基盤整備事業は、排水ポンプ車購入に伴い、契約から納車までに期間を要することから、来年度の雨季を見据えて今年度中に契約を行う必要があるため、債務負担行為により補正をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小林誠) 佐藤豊浦支所長。 ◎豊浦支所長(佐藤正) おはようございます。それでは、豊浦支所所管分についてご説明申し上げます。  補正は歳出のみでございます。予算書の19ページをお願いいたします。説明欄上から2つ目の丸、豊浦支所維持管理事業につきましては、療養している職員の代替臨時職員に係る経費であります。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 米山監査委員事務局長。 ◎監査委員事務局長(米山淳) それでは、監査委員事務局所管分を説明いたします。  歳出のみでございます。議案書の22、23ページをお開きください。説明欄中ほどの監査委員事務局費は、療養中の職員に代わり雇用する臨時職員に要する経費であります。  説明は以上でございます。 ○委員長(小林誠) 担当課長等の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) おはようございます。1点お願いいたします。  6ページ、債務負担行為の関係でございます。排水ポンプ車ということで、先ほど見田課長から説明ありました。これ9月の議会で私が一般質問したのに応えて、あのときは市長は5,000万ぐらいというような形で言っていましたけども、若干上がりました。相当いい財源手当てがあるというふうなお話でした。この財源内訳、今のところ分かる範囲でお願いしたいということ、あと来年の雨季までには間に合わせるというふうなことでございますが、納入予定はいつ頃になるのか、この2点教えていただきたいと思います。 ○委員長(小林誠) 見田地域安全課長。 ◎地域安全課長見田賢一) 宮崎委員のご質疑にお答えいたします。  まず、財源内訳でございますが、防災基盤整備事業6,118万3,000円のうち、地方債、防災基盤整備事業としまして5,940万、一般財源を178万3,000円としております。なお、地方債、防災基盤整備事業費5,940万のうち70%の4,158万円は、特別交付税措置、緊急防災・減災事業債を予定しております。  もう一つ、納車の関係であります。排水ポンプ車は、特別仕様による受注生産であるため、契約から納期までお時間を要するということでお聞きしております。来年度雨季である6月を見据えた納車を目標に今年度中に契約をしたいということでございますが、メーカーのほうからの情報としましては、コロナ禍による影響にて電子部品等の調達の遅れが懸念されるということでお聞きしております。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 旧市営中央パーキング解体事業の繰越しなんですけども、もう解体が始まると思うんですけども、この解体後の計画は決まっているんでしょうか。それお答え願えますでしょうか。 ○委員長(小林誠) 見田地域安全課長。 ◎地域安全課長見田賢一) 青木委員のご質疑にお答えいたします。  解体後の土地活用方法については、現在のところまだ決まっておりません。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) ちょっと蔵春閣の関係があって、駐車場になるようなことをちらっとちょっと感じたんですけど、そういうことはありませんか。答えられなかったら結構でございます。 ○委員長(小林誠) 答えられる範囲でお願いします。  見田課長。 ◎地域安全課長見田賢一) 先ほど申し上げましたけれども、土地の活用方法については、まだ決まっておりませんが、今後地域の事情等も考慮しながら検討したいと思っております。  以上であります。 ○委員長(小林誠) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。  討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。  討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第73号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第11号)議定についてのうち総務常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手全員であります。  よって、議第73号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これからの議案審査に関係のない説明員は、順次退席されて結構です。  次に、議第62号 新発田市犯罪被害者等支援条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  見田地域安全課長。 ◎地域安全課長見田賢一) それでは、議第62号 新発田市犯罪被害者等支援条例制定についてご説明申し上げます。  19ページをお願いいたします。近年県内外で凶悪犯罪が発生し、犯罪等による直接的な被害でなく、その後の二次的被害の防止など、犯罪被害者等支援の重要性が高まったことから、新潟県では犯罪被害者等支援に関する基本理念を定めた新潟県犯罪被害者等支援条例を令和3年4月に施行いたしました。これを受けまして、当市においても犯罪により被害に遭われた方またはそのご家族等に寄り添った総合的な支援の必要性を踏まえ、県条例を補完する観点からも、犯罪被害者等の被害の早期回復と軽減を図るとともに、市民の皆様が安心して暮らせることができる地域社会の実現を目指すため、基本となる事項を定めた条例を新たに整備したいというものであります。ご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたします。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 新たな条例の制定というふうなことで、理念条例なのかなというふうに思ったんですけども、ただいろいろな条数をずっと見ていきますと、例えば第8条には犯罪被害者等が受けた被害による経済的負担の軽減を図るため、見舞金の支給を行うとか、あるいは9条では、福祉サービスの提供その他の必要な支援を行うとかいろいろあるんですけども、これ具体的な取組として、多分4月以降新年度の予算の中にも反映されてくるのかなという点が1つ、その辺どうかということです。  あともう少し具体的に、例えばこういう場合には経済的負担の軽減のために、こういうふうな形で見舞金を出すとか、あるいは必要な支援をするとか、そういうのがありましたら教えていただきたい。施行規則がこれ条例可決すると多分準備していると思うんですけれども、その辺にうたうべきことなのかなと思うんですけども、ちょっとまだ漠然としかこの条例だけだと分からないんで、もう少し具体例を交えて説明をしていただくとありがたいですが、お願いします。 ○委員長(小林誠) 見田課長。 ◎地域安全課長見田賢一) 宮崎委員からのご質疑にお答えいたします。  まず、犯罪被害者の方に寄り添うという形から考えますと、どうしても犯罪被害者の方が何度も同じことを説明するようなことは避けたいなというふうに考えておりまして、担当部署である地域安全課に相談窓口を設置しまして、担当職員が相談者の希望する市の専門窓口と連絡調整をさせてもらって、相談者が迷うことなくダイレクトに相談できる体制を構築します。その後各専門窓口にて各種保険、医療、福祉制度の活用や市営住宅の確保、あと経済的負担の軽減を図るための見舞金の支給等その支援を実施しまして、犯罪被害者等を安心して生活できるよう総合的に寄り添った支援を実施したいというふうに考えております。見舞金につきましては、例えば殺人とか、強盗致死傷危険運転致死傷などの犯罪行為によって死亡した方の第1順位遺族に対しまして、遺族見舞金として30万円、また重傷病を負った方に対しては、重傷病見舞金として10万円を支給するという方向で現在調整しております。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) ありがとうございました。それでは、施行規則が出たらまた見て調べていきたいというふうに思います。ありがとうございました。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) これ県条例、昨年の12月に通って、4月1日から施行されたようなんですけど、先ほど県条例を補完するというような説明があったんですが、これ県条例ずっと読んでいくと、ほぼほぼ網羅されていて、市条例で補完するというよりも、何か上書きというんですか、繰り返し言っている部分しか見当たらないように見えますが、どの部分が補完された部分なんでしょうか。 ○委員長(小林誠) 見田課長。 ◎地域安全課長見田賢一) 小柳委員のご質疑にお答えいたします。  補完という文言が果たしてどうなのかと思うんですけれども、現場にいる市としましては、先ほど申し上げましたけれども、一番近いところで犯罪被害者の方に寄り添うわけなので、県のほうではなかなかできない相談とかも含めて、犯罪被害者の方が迷うことなく、また相談しやすい環境をつくりたいということで作成したものでございます。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 県条例のこれ4条かな、県はと、県主体のこの条文の中に、国や市町村や民間支援団体と連携調整を緊密に行ってというくだりの中で、その下のほうにも今おっしゃったことをしますよということが書いてあるわけです。そうすると、先ほどの見舞金の支給の件だとか、その辺は何も条例じゃなくてもできるのかなと思ったんですけど、それでこれ自体が別に反対するものではないんですけど、何でわざわざ条例を1本つくる必要があったのかなというのが、結構県の条例でほぼほぼ網羅できているように思えて、先ほどの補完というのが補完する必要があるから条例が要るんだという説明だったので、その条例が要るという骨子というんですか、そこの部分がちょっと分かんなくて、なくてもいいんじゃないみたいなふうに私はちょっと思ったんで、県で十分じゃないと思ったので、その辺のちょっと確認で言ったんですけど、具体的にどの部分が強化された部分なんですか、市独自の部分というのは。 ○委員長(小林誠) 見田課長。 ◎地域安全課長見田賢一) 市としましては、まさに市民の方に寄り添いたいという気持ちから特化した条例をつくって、あわせて市民の皆さんのほうにもこういう犯罪被害者という方の今後の市の協力体制ということも啓発させてもらって、犯罪被害者に対するこの支援というものを新発田市全員でやっていきたいという思いから、特化条例を作成したものであります。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 最後にしますけど、県はあるけれど、市としても寄り添うという気持ちのほうがどちらかというと、アピールのほうがメインになっているのかなと思うんですけど、これ自体は特段反対するものではないんですけど、無用にたくさん条例つくっても混乱とかそういうのもあるだけなので、逆にこれ参考にしたものはあるんですか、例えば他市のどこか、新潟市を参考にしたとか、それとも県の中から特に強調したいところをもう一度ピックアップした、何かひな形があるかという話、それ最後にお願いします。 ○委員長(小林誠) 見田課長。 ◎地域安全課長見田賢一) ひな形というものは特段なかったんですけども、参考にしたものは県条例、あわせて県内で特化条例をつくっているところというものがありませんので、柏崎市が令和4年4月1日施行ということで予定しておるものですから、そちらのほうを参考にさせていただきました。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 私のほうからも二、三お願いいたします。  平成28年に犯罪被害者基本法というのができて、これに基づいて条例がずっとつながってきているのかなというふうに思っております。県のほうが2年の12月で出して、3年の4月に施行ということで今伺いました。今宮崎委員も言っていましたけども、財政上の措置ということでありますけども、恐らく何か必要なときには国から来て、県から来て、新発田からもこれを出すよという状況になるのか、それとも全部、やり方ですよね、この相談にしても相談員は県、国から出てくるのか、その辺相談員どんな体制で相談員をきちっと配置できるのかという、その辺少しお願いいたします。  それから、もう一点、やっぱり今インターネットによる誹謗中傷がこれ大問題になっているわけですけども、この辺市として取り組めるのかどうなのか、県のあれなのか、国なのか、ここを少し本当に相談は受けるけど、どうやって対処するんだというか、その辺あったら教えていただきたいと思います。 ○委員長(小林誠) 3点ありましたけども、国からの予算措置あと相談体制の中身、ネットの誹謗中傷等の受皿とか、対応ということですか。  見田課長、お願いします。 ◎地域安全課長見田賢一) 小坂委員のご質疑にお答えいたします。  予算措置でございますが、新潟県のほうからこちらのほうで見舞金を交付した場合に2分の1補助をいただけるということになっております。  相談員につきましては、地域安全課職員でその内容をお聞きして、専門窓口につなげるという形になりますが、新潟県の犯罪被害者支援センターというところがありまして、そちらのほうで総合的な相談を受け付けておりますので、犯罪被害者の方がご相談あるということになれば、警察のほうで市に関係するものについては市のほうに振り分けるという形を取ってまいりたいというふうに考えております。  あと、ネットの関係でありますが、なかなか心配な事案であって、こちらのほうも十分配慮しなきゃいけないなとは思っているんですが、今現在お話を聞いて、こういう窓口があるよというご紹介はできるとは思うんですけども、なかなか防ぐとか、そういう防止対策についてはまだ私も勉強不足で、申し訳ありませんが、答え持っておりません。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) よろしくお願いします。実際に今犯罪被害者という方の相談とか、そういったの今どんなのを受けているのか、ちょっとありましたらお願いいたします。 ○委員長(小林誠) 見田課長。 ◎地域安全課長見田賢一) 過去3年間に戻りまして、犯罪被害者の関係の相談をお聞きしたということは、数えましたら今のところそういう相談はないという状況であります。  以上です。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 今のとこないということです。ただ、この条例できたらやっぱり広く知っていただいて、相談体制きちっとあるよということを知らしめてほしいなというふうに思っています。  終わります。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 20ページなんですけれども、6条なんです。犯罪被害者などの支援に関する施策に協力するよう努めなければならないと、なければならないというふうに条例にあるんです。とても何か圧迫感みたいなの感じるんですけれども、何か本当に義務というか、そういう感じを受けてしまうんですけれども、この条例がつくること自体の何か弊害というんですか、被害者のほうにすごく焦点を当てられているんですけれども、加害者のほうに対するすごく締めつけというんですか、例えばその人がすごく監視カメラとかで追っかけるだったりとか、そういう監視体制の強化につながるようなものになるんじゃないかなと、ここら辺見て、すみません。私のばかな頭で、考えた。努めなければならないというのは、ただすごく強いものに感じたものですから、そういう危険性はないのか伺います。 ○委員長(小林誠) 文言についてということです。  見田課長、お願いします。 ◎地域安全課長見田賢一) 青木委員のご質疑にお答えいたします。  この条例は、あくまでも犯罪被害者の方をご支援するというものでございますので、加害者のことを圧迫するとか、そういうことではございませんので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 加害者を圧迫するという、そこは置いておいて、私たち市民の側からすれば協力しなければならないというふうな感じを受けてしまって、何かその条文にすごく圧迫感を感じてしまうんですけども、そういう点で伺ってみました。失礼いたします。 ○委員長(小林誠) 見田課長。 ◎地域安全課長見田賢一) 市民の方に対しても努めなければいけないといいますか、市全体で犯罪被害者、そういう被害でご苦労なさるということがあるということをぜひ意識啓発させていただきたいということで、もしそういうことがあれば協力をお願いしたいというものであります。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) もしそうであるならば、この文言を少し、協力をお願いしたいというふうな形に変えてはならないんでしょうか。  以上です。 ○委員長(小林誠) 見田課長。 ◎地域安全課長見田賢一) 協力するように努めていただければというふうに思いがありまして、作成しております。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 中村委員。 ◆委員(中村功) 私のほうからもちょっと今質疑を聞いていて、ちょっと気になったもんですから、質疑するつもりなかったんですけども、小柳委員のほうからの市条例要らないんじゃないかということなんですけども、もし市条例としてつくらなければ窓口は県になるということですか。だから、そういう被害者の方が市で何にもしてくれないから、県まで行くという形にさせたくないから、市がもうクッション、制度のほうで、市民に一番近い、新発田市民であるから、市役所がちゃんと対応しましょうということなのかなと、私はそう取ったんですけども、なければ県まで行かんきゃねえのかなというふうに思ったもんですから、それだけのこと。その辺確認と、それと今ほどしなければならないという話なんですけど、これは職員の皆さん方の心構えの話なんですね、多分。市民に言っているんじゃなくて、その対応するに当たっては、きちっと犯罪被害者の方の気持ちに寄り添ってやらなきゃ駄目ですよというのを担当といいますか、市の職員の皆さんに対して言っているんじゃないかなと私は思ったんですけども、その辺の確認。  それと、あとそういうソフトな部分ですので、当然窓口にいる人はやはり精神的にまいっている人が来るわけですんで、それなりのやっぱり資格なり研修を受けた方がいないと、ただでさえ傷ついている中に、そう思ってはいないけども、ちょっとした言葉遣いでなお一層傷つくというようなこともありますので、そういうもしも資格みたいのがあるんであれば、そういう資格のある人なり、あるいはそういう現場に携わったことのある経験者の方がきちっと対応してくれるような窓口にするのか、その辺お聞かせください。 ○委員長(小林誠) 3点ですね。  見田課長、お願いします。 ◎地域安全課長見田賢一) まず1つ目、県まで行かなければいけないのかというものについては、あくまでも新発田市、一番身近なところで対応して、迅速な寄り添った形を取りたいということでの作成でございます。直接県ということは、相談はあるんですけれども、まず身近なところでのご相談をということでの作成であります。  次に、文言についてでありますが、これについてはやっぱり市役所職員もそうですけれども、市民の皆さんにぜひ寄り添っていただきたいという意味での文言でございます。  最後、相談員でありますが、例えば心理相談員とか、そういうライセンスを持っているわけではなくて、市の専門的な職員であります事業課の専門職員が対応することになります。先般新発田警察とも打合せしましたけども、一番大事なのは要は質問された、相談されたことに対してどこどこが窓口ですよということを調整する力が一番大事だということでお伝えいただいております。それに伴いまして、地域安全課の職員が該当する所管課に連絡をして、こういう相談はどこですか、窓口どこですかというのをかなり統一しまして、迷いなく、その方が同じことを2回説明しないような形での体制をつくるということで相談員を配置しております。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 事業者の定義というか、範囲というところの質疑あったかと思うんですけど、それは市の組織を指すのか、そうじゃないのかという質疑1点あったと思うんですけど。 ◎地域安全課長見田賢一) 事業者は、その言葉のとおり事業をされる会社といいますか、団体全てに当たります。  以上です。 ○委員長(小林誠) 中村委員。 ◆委員(中村功) ありがとうございました。実は私もいろんな方とお会いする機会があったんですけども、たまたま警察に勤務されている、特に新発田署に、今もう転勤されてしまいましたけども、新発田はそういう犯罪といいますか、暴力事件とか、いろんなところを経験してきた方だったんですけども、新発田は多いほうだということで、夜中でも呼出しが来て大変だったななんていう話でしたけども、特に過去には女性を狙った殺人まで至ったような経過もあるんですけども、やはりそういう弱い人に対してきた犯罪に対して、やっぱりソフトな、デリケートな部分を相談したくてもできなかった部分があると思いますので、そういうふうな部分も考えながら、先ほどありましたけれども、十分PRしながら、心のケアに努められるような内容にしてほしいなというふうにお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) もう一つよろしくお願いします。この条例制定というのは、とても本当に大切な条例だと思うんです。文言の一字一句というのはとても大切なように思います。それで、私がちょっと気になっているのは、ちょっと分からないというのは14条なんですけれども、犯罪被害者等が犯罪などを誘発したとき、そのほかの犯罪被害者などの支援を行うことが社会通念上適切でないと認められるときというのはちょっとよく分からないんですけど、その基準というか、社会通念と出ていますけれども、そこら辺のことが分かりましたらよろしくお願いします。何かすごく曖昧な気がするんです。すみません。 ○委員長(小林誠) 見田課長
    地域安全課長見田賢一) 当市の犯罪被害者支援条例につきましては、新発田警察署と連携してやっていきます。支援に関しても、今支援の制限という部分については警察署と相談しながらやっていくこととしておりますので、我々の知り得ない部分でのいろんな判断もございますので、そちらのほうは警察と連携してやっていくということでご容赦いただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) この条例制定に当たって、市民から意見を聴取しているかと思うんです。パブコメを聴取している。ただ、その意見内容というか、どんな意見があったのか教えていただきたいと思います。 ○委員長(小林誠) 見田課長。 ◎地域安全課長見田賢一) パブリックコメントについては実施しておりません。  以上です。 ○委員長(小林誠) ほかに質疑ないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 今の案件については非常にいろいろな人たちから質疑が出て、すっかり乾いていないと思うんです。だから、例えば今の文言の市の責務についてはものとする。場合によってはしなくてもいいという余地がある、そういう表現ですよね。市民等の責務、事業者の責務については努めなければならない。議論の余地がないというふうな言い方。ただ、これが協力しなければならないじゃないんです。協力するよう努めなければならない。これ微妙な差があります。その辺とか、こういう言葉を選んでやっている。法制技術の部分もあるかと思います。その辺も含めて、確かに最後の、私も支援の制限もううんと思ったんですけど、要はあとは施行規則が出てくればもう少し疑問が解決するのかなというふうに思いますけど、ちょっとこの条例自体は賛成しますけれども、もう少しまだこれは勉強しなきゃならない、我々も。  あと、多分市の条例にしたこと自体、市の事務だと思うんです。事務であって、重要な事項だから、条例として制定しようというふうな意思だと思うんですけども、その辺も含めて、さすがに継続審査にするわけにはいかないけども、もう少し私たちは勉強しなきゃならないなと思うんですけども、皆様いかがでしょうか。 ○委員長(小林誠) この条例案についてまだ乾いていないというご意見もございました。中身についてもう少し皆さんのほうから討議ありましたらお願いします。  小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 今の宮崎委員のご発言に賛成いたします。やっぱりこういう、これから被害者をどう助けていくか、どうやってフォローしていくかというのも我々の大きな問題になってくるんだろうと思います。この条例ができたことでありますから、条例の改正、文言の改正も含めて、どうやって寄り添っていくのかをしっかり我々もやっていく必要があるんだなというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(小林誠) 中村委員。 ◆委員(中村功) 今ほどのお話のとおり、先ほど私も質疑したときに、市民全体としての意味も含めて、市民全体に対して呼びかけといいますか、対応しなきゃ、してほしいんだという思いがあるんであれば、やはりそういうきつい言葉というよりは、そういう寄り添うような言葉遣い、もっとあってもいいんじゃないかなと私も思っております。これからの話ですので、条例改正もできるとは思いますけども、まず当面はこれでいいのかと思いますけども、やはり市民に寄り添った、当然この条例も市民の目に触れるわけでありますので、何か強制力つけさせられるような、強制されてやれるもんじゃないというふうに捉えられるより、何かもっと市民が自らそういうふうにしたくなるような文言でやってほしいなというふうに、これも研究しなきゃいけないと思いますけども、私はそう思っております。 ○委員長(小林誠) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 先ほど小坂委員もおっしゃったんですけども、パブコメというか、市はなかなか新しい条例つくっても、なかなかパブリックコメントしないというのがあるんですけども、やはり新しい条例つくって始めるときは、ぜひパブリックコメントをやっていただきたいなというふうに思います。  以上です。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 皆さんのご意見を聞きながら、やっぱりこれって宮崎委員がおっしゃったように乾いていない。でも、それを本当にまだできていない、乾いていない段階で認めてしまうというのは時期尚早だと私は思っていますので、私はそういうふうに考えております。  以上です。 ○委員長(小林誠) 暫時休憩します。           午前10時42分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前10時48分  開 議 ○委員長(小林誠) 再開いたします。  それでは、自由討議、ほかによろしいですか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。 ◆委員(小柳はじめ) これ国レベルの話で、やっぱり犯罪被害者が非常に救済されなくて、社会的な問題から国の法律ができて、県の条例ができてということで、それを受けて市が条例をつくったわけで、先ほども文言についてもうちょっと詰めるべき部分はあるだろうと意見も出ましたが、私はスタートのレベルとしては普通以上だと思っていますし、やはりこういうものを出す、市がやっぱり取り組んでいるということを、たとえ理念条例といえども、やっぱりつくったということをアピールすることによって、これはやっぱり犯罪被害者の多くの人たちの心の救いになるのは事実だし、こういうことは新発田市やるんだよというアピールをするというだけでもこれはやっぱり大事なことだと思いますので、細かい内容についてはやっぱり発信を強化しつつ告知をやっぱりきっちりして、それで時代の変化とともにアップデートしていくということも付け加えた上で、この時点での賛成としたいと思います。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 先ほども言いましたけれども、私はやっぱり国、県、市というこの流れというんですか、国が決めたんだからいいんだ、県が決めたらいいんだ、じゃあ市もしましょうというこの流れに対して、やっぱり一つ一つ市としては、それが私たちの議員としての役目だろうと私は思っていますので、せめて私は宮崎委員の表現で言うなら乾いていないこの条例制定に対して反対したいと思います。  以上です。反対です。 ○委員長(小林誠) 中村委員。 ◆委員(中村功) 今賛成、反対ありましたけども、私はこの新発田市犯罪被害者等支援条例制定については賛成をいたしたいと思います。  平成28年に国のほうで犯罪被害者救済の法律ができたということも含めて、今いろんな複雑多岐にわたった犯罪が出てきておりますし、新発田市もその例外にはならないというふうに思います。やはり犯罪被害に遭われた方をきちっと寄り添った形で進めていくという部分では、この条例は必要であると思いますし、内容については今後市民の皆さんが目に触れる条例でありますので、そういう言葉遣いについて、軽微なものについては少しずつ市民の皆さんに寄り添った内容になっていくようなものを望みながら、そしてまたその窓口になられる方も市民の被害に遭われた方に対しての寄り添った対応ができるような体制になってほしいということを願いながら賛成の討論といたします。 ○委員長(小林誠) ほかに討論ありますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論なければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第62号 新発田市犯罪被害者等支援条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手多数であります。  よって、議第62号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第63号 新発田市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  樋口総務課長。 ◎総務課長(樋口茂紀) それでは、議第63号 新発田市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。  一般議案書の23ページから25ページになりますが、よろしくお願いいたします。デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、新発田市個人情報保護条例において引用している字句及び条例を改正したいというものであります。  改正内容は、国の事務の所管省庁の変更に伴い、総務大臣を内閣総理大臣に改め、引用元の条項の追加に伴い、第19条第7号を第19条第8号に、同条第8号を同条第9号に改めるものであります。  なお、今回の改正によって、条例の運用については変更はございません。  説明は以上であります。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明は終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 超素朴な質疑なんですけど、要は内閣の中にデジタル庁って新しくできたから、今まで総務省の中の管轄だったのがデジタル庁って独立したわけじゃないですか。だったら文言変えるのってデジタル庁長官にはならないんですか。すみません、こんな基本的なことで。 ○委員長(小林誠) 樋口総務課長。 ◎総務課長(樋口茂紀) ご質疑にお答えいたします。  マイナンバー制度における情報連携における使用されている情報提供ネットワークシステムの所管が総務省からデジタル庁へ移ったために、同システムの設置管理者がデジタル庁の長である内閣総理大臣になるため、変更ということになります。 ○委員長(小林誠) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 今回条項のずれとか、そういうことなんですけれども、今回デジタル庁の設置法及び関連法案というのが5月に結構通っているんです。特にその中で個人情報保護法がちょっと変わっているんです。まだ公示はされていないんだけども、1年以内に公示して、そして大きく変わるというところが多分あると思うんですけども、その辺もし分かったら、説明できたらでいいですけど、お願いします。 ○委員長(小林誠) 小林法制執務室長。 ◎総務課法制執務室長(小林克佳) 加藤委員のご質疑にお答えいたします。  今ほどの個人情報保護法の改正につきましては、本年の5月に法改正行われまして、国、地方公共団体、民間事業者等で異なっていた法体系を一本化するということで、先ほど1年以内と言われましたのは、国、それから民間の部分についてであります。我々地方公共団体の規定されている部分につきましては、令和5年度当初に全面施行されるということになっております。これに伴いまして、国から示されるガイドライン等参考にしながら、令和4年度中に市情報公開・個人情報保護審査会等への諮問、答申を経て、遅くとも令和4年12月の市議会定例会にそれに伴います条例改正を上程したいというふうに考えております。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) ありがとうございました。来年度中にうちの保護条例が多分大きく変わると思うんですけれども、変わるということで理解してよろしいでしょうか。どうもありがとうございました。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) ずれだとおっしゃいますけれども、なぜここのところ、ずれたということに対しては、やっぱり何か大きな意味があると思うんですけど、そういう意味はないんでしょうか。7号を8号にして、8号を9号にするという、やっぱり変わると私は思うんですけど、何の変化もないんでしょうか、この条例。 ○委員長(小林誠) 小林室長。 ◎総務課法制執務室長(小林克佳) 引用元の法律の条項がずれたので、引用している部分がずれたということでありまして、市の条例そのものの運用については何も変更がございません。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) すみません、国の法律が変わった、どの部分が変わったのか教えていただけませんか。 ○委員長(小林誠) 国の法令でありますので、答えられる範囲でお願いします。  小林室長。 ◎総務課法制執務室長(小林克佳) 今ほどの条項のずれにつきましては、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律ということで、関係法が幾つか変わっております。そのうち番号法の改正について、第19条、特定個人情報の提供の制限の適用除外を定めた項がございます。そこに新たに1号追加されたために、以降の号がずれていったというものであります。  以上です。 ○委員長(小林誠) 条項の修正というところの今回議案でありますので、それについて質疑あればお願いします。  青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) そうじゃなかったんですけれども、うまく言えないんですけど、私が何のために聞いているかといったら、私たちは議員として文言が変わったときに勉強しないで、そのままはい、はいと通すということが私にはやっぱりそれできない。だから、一つ一つの変わった部分に対してはなぜなのかと私は勉強したんです。いろんなインターネットとか出して勉強したんですけど、やっぱり自分の中で、あっ、こうなんだ、ここが変わったんだという、そういう認識ができないというので、私がこういう出すときに、ほとんど理解できないような形で出してくるという、もっともっとよく分かるような形であってほしいと思って質疑いたしました。今の説明でもよく分からないので、また後ほど聞かせてください。  以上です。これ以上はいいです。 ○委員長(小林誠) これは、意見ということで終わります。  室長、ありますか、大丈夫ですね。  なければ、ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑がないようですので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  加藤委員。
    ◆委員(加藤和雄) 今回の条例改正は、デジタル庁設置法及びデジタル改革関連法の改正に伴うものであります。これまで国会審議等で明らかになった内容として、この法が目指すものは行政が個人情報を集積し、そのデータを企業などに開放し、利活用しやすい仕組みにすることが優先されます。個人情報を本人の同意もなく外部提供して企業の利益につなげようというものです。デジタル社会形成整備法、その法の中に含まれる個人情報保護法の改正そのものが国民を監視するためのマイナンバー制度と一体のものであり、国民の個人情報などに関しても重大な影響を与えるものです。デジタル改革関連法によって利活用の邪魔になる規制を緩和するため、民間、行政機関、独立行政法人と別建ての法律であった個人情報保護法が公布から1年以内に一元化し、保護の対象となる公的部門の個人情報の範囲を決めます。デジタル改革関連法が国と地方自治体の情報システムの共同化、集約化を掲げ、国基準に合ったシステムの利用を自治体に義務づけていることで、国のシステムに合わない自治体独自の施策を制限する危険性があります。地方自治が侵害され、個人情報保護が縮小される危険性がある中での今回の条例改定には反対します。  以上です。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 一応今自分が勉強した限りのことです。デジタル社会の形成に関する施策を迅速かつ重点的に推進するため、令和3年9月1日にデジタル庁設置法案を施行しました。国は、デジタル社会形成基本法に基づき、個人情報保護法の保護に関する法律、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律などの関係法律について所要の整備を行うとしています。  議第63議案は、個人情報保護制度の見直しを行うため、現在の個人情報保護法、行政機関個人情報保護法、独立行政法人等個人情報保護法の3本の法律を1本の法律に統合するとともに、地方公共団体の個人情報保護制度についても、統合後の法律においては、全国的な共通ルールを規定し、これまで所管が総務省個人情報委員会、そして各地方公共団体であったものを、所管を個人情報保護委員会に一元化しようとしています。この新たな国の個人情報保護法の内容はまだ確立されていないと考えます。これを確立させるための過程であり、地方公共団体条例制定だと理解しています。最終的には、政府クラウドへ情報一元化することですが、情報漏えい、サイバーテロによる安全性の担保など、そして監視社会となることなど、これらに対する疑問に答えられてはいません。情報漏えいは、医療機関、企業、金融機関などの場で常態化し、国民はそのことに鈍感になっています。マイナンバーを使って自治体が持つ全ての情報をつなげれば個人が特定できる監視社会に不安を覚えます。国のデジタル化の流れがよくできていない私ですが、国への信頼がない中で進められるデジタル化の流れの中の条例制定に反対いたします。  以上です。 ○委員長(小林誠) ほかに討論なければ、討論終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第63号 新発田市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手多数であります。  よって、議第63号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第64号 新発田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  海老井情報政策課長。 ◎情報政策課長(海老井淳) それでは、議第64号 新発田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。  一般議案の27ページから29ページまでであります。デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴いまして、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法が改正されたことから、本条例において番号法を引用している条項を改正したいというものであります。  改正内容は、引用元の条項の追加に伴い、第19条第10号を第19条第11号に改めるものであります。  なお、今回の改正に伴う条例の運用に変更はございません。  説明は以上であります。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 根拠は同じなんですけれども、条項の追加というのはどのような条項なのでしょうか。 ○委員長(小林誠) 海老井課長。 ◎情報政策課長(海老井淳) 今市の条例が引用しているのは第19条第10号ということなんですけれども、元の番号法の第19条に第4号というのが追加されます。それによりまして1号ずつ繰り下がるという形になります。  以上であります。 ○委員長(小林誠) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) では、質疑ないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議なければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) この第64号も、実際今の条例については何ら変わりないんですけども、全体、デジタル庁設置法案、それからデジタル改革関連法案の中で出てきたものですので、63号と同じく反対したいと思います。  以上です。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 私も先ほど申し上げたとおり、その意味では反対といたします。  以上です。 ○委員長(小林誠) ほかに討論なければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第64号 新発田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手多数であります。  よって、議第64号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第71号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  樋口総務課長。 ◎総務課長(樋口茂紀) それでは、議第71号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更についてご説明申し上げます。  一般議案書の59ページをお願いします。議第71号議案は、令和4年3月31日付で阿賀北広域組合が解散することに伴いまして、新潟県市町村総合事務組合から脱退となること、また令和4年4月1日から新潟県市町村総合事務組合公平委員会に係る共同処理事務に加茂市及び加茂市・田上町消防衛生保育組合が加入することに伴いまして、新潟県市町村総合事務組合の規約を変更することについて、地方自治法第286条第1項の規定により市議会の承認を得たいものであります。  説明は以上であります。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑がないようですので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議なければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論なければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。   これより採決いたします。議第71号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手全員であります。  よって、議第71号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第72号 字の変更についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  樋口総務課長。 ◎総務課長(樋口茂紀) それでは、議第72号 字の変更についてご説明申し上げます。  一般議案書の63ページをお願いいたします。議第72号議案は、県営経営体育成基盤整備事業、いわゆる圃場整備事業の完了に伴い、区域内の字を変更を行うものであります。議案書の65から77ページに記載のとおり、米倉地区の区域内の字を別表のとおり変更し、土地改良法の規定による換地処分の公告のあった日の翌日から施行することについて、地方自治法第260条第1項の規定により議決をいただき、告示したいものであります。  なお、字の変更区域の図面を参考資料としてお配りいたしましたので、ご覧いただきたいと思います。  説明は以上です。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。   これより採決いたします。議第72号 字の変更については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手全員であります。  よって、議第72号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第77号 令和3年度新発田市コミュニティバス事業特別会計補正予算(第3号)議定についてを議題といたします。
     担当課長の説明を求めます。  渡邉市民まちづくり支援課長。 ◎市民まちづくり支援課長(渡邉誠一) おはようございます。それでは、コミュニティバス事業特別会計の補正予算についてご説明申し上げます。  補正は、債務負担行為の設定であります。99ページから101ページをお願いいたします。コミュニティバス運行事業におきまして、新潟交通観光バス株式会社に運行委託しております市街地循環バスのバス車両2台の購入に係る経費について債務負担行為を設定したいというものであります。市街地循環バスは、平成18年度に運行を開始しており、運行当初から使用してまいりましたバス車両の経年劣化に伴い、全2台の入替えを行いたいものであります。ここ数年2台ともに故障が多く、ボディーの腐食も確認されており、安全かつ安定的、快適な運行確保が厳しい状況になっております。早期の入替えを行うことで、故障リスクの低減、修繕料の節減が図れるとともに、安全、安心な運行の提供につなげたく、受注生産の関係上、納車までには6か月程度の期間を要しますことから、債務負担行為の設定をお願いしたいものであります。  説明は以上です。よろしくお願いします。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 前から気になっていたんですけど、市で買って事業者に預けて運行委託をするという形態なわけですけど、市が買って預けているのって寿命が短いような気がするんですよね、全般に、はっきり言って。事業者が自身で買ったものって、バスって大体20年ぐらいもつんですよ。それから見ると七葉の件もそうですし、明らかに短い。それは、多分事業者は自分の財産だから、一生懸命メンテナンスするし、だって、おやゆびひめとかって井戸水の消雪パイプで金気の茶色くなっているじゃないですか。あれ何であんな茶色くなるかというとメンテナンスしていないから。ちゃんと洗車をしてワックスをかけて、定期的に水あかを落としていればああいうふうにならない。だから、そういうメンテナンスの悪さがやっぱりこういう寿命の低下に結びついているんじゃないかと思うんですよ。たしかポンチョですよね、今ね。ポンチョだったら多分120万キロぐらいだったら全然走る。今何万キロぐらいなんですかね。 ○委員長(小林誠) 太田公共交通推進室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 小柳委員のご質疑にお答えします。  バス車両がまず短いという点、メンテナンスの不足だろうという点なんですが、あやめバスにつきましては、新潟交通のほうで委託して運行していただいておりますが、今現在終わりますと一応洗車ということで毎回洗車はしていただいておりますし、メンテにつきましても、不足だということはおっしゃられておりますが、一応できる範囲ではしている状況であります。一番やっぱり劣化が激しいのが、市街地を循環するということで消パイの水、または凍結防止剤というんでしょうかね、そういうのでどうしてもボディーが朽ちてきているというような状況で、今回入替えをお願いしたいというところであります。また、今実走行距離ということで、総走行距離、令和3年度のちょっと古いデータでありますが、外回り、内回り、それぞれちょっと距離数が変わるんですけれども、約70万キロ程度両方の車両が走っているような状況であります。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 車の場合は、20万キロぐらいが多分寿命みたいな話は出ていますけど、今の車上手に乗れば30万キロでも走りますが、バスの場合は100万キロは走りますね、確実に。70万だとまだまだ中古車で高く売れるんで、市場価値はある。だから、恐らく今言ったとおり、エンジンとか、そういう部品よりも、ボディーが悪くなって、もしくはフレームが融雪剤で腐って結局悪くなると思うんですけど、その辺のメンテというよりも、洗車じゃなくてやっぱり水あかを落とす、鉄を落とす、鉄分を落とす、それから3年に1回アンダーコートといってそういう塩害対策をするとか、そういうのをやっていれば多分もっと延びるんじゃないか。七葉もそうなんですけど、人のものだから、大切にしようという思いがないんじゃないかと思うんだよね。だから、逆に例えばその辺のもうちょっとメンテナンス強化、目標、100万キロは最低でも替えないよぐらいの、それぐらいで、途中でもし傷んだら自前で直せよぐらいの、そういうのをくっつけてもいいんじゃないかと思いますよ、多分。明らかに短いと思います。なんで、先ほどの70万キロなんですけど、やっぱり100万キロというのはひとつ目指すべきかなというふうに思いますので、その辺いかがですか。 ○委員長(小林誠) 太田室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 小柳委員のご質疑にお答えします。  まずは、距離数が短い、使用距離が短いということで、確かに使用状況、またメンテ状況によるかなと思いますし、一番大きいところは気候の、天候の状況、これについても車両の寿命を左右するのかなと思っております。近年あやめバスにつきましては、大きなところでいうと今決定的なところがフレームの口でありますが、駆動系も非常に壊れてくる、あとは自動ドア系、これにつきましては、1回1回の修繕金額が非常に多額になってきております。その部分でだましだまし使ってきたような状況もありますので、今回少し短いというご指摘はありますが、入替えをお願いしたいと思っております。  以上であります。 ○委員長(小林誠) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議なければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 実際もうぼろぼろになって、ぼろぼろになったのを戻すのは時間巻き戻すわけいかないんで、今回はしようがないにしろ、やはり今後新しい新車に入れ替えるわけでございますから、その辺のメンテナンスの、現場の日々のメンテナンスについて、少なくともボディーのほうが先に駄目になって交換なんていうあほくさいことないように、またやっぱり100万キロというのは、ひとつバスでは100万というのが一つの目安なんで、今回なんか70万キロといったら価値がある状態なんで、直せますよ。だから、やっぱり100万キロ目指すように、新しく、新車を渡すに当たってはルールをちょっと強化したほうがいいかと思います。それを付け加えて、今回は壊れちゃったものなんで、しようがないんで、賛成とします。 ○委員長(小林誠) ほかに討論なければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。議第77号 令和3年度新発田市コミュニティバス事業特別会計補正予算(第3号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手全員であります。  よって、議第77号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当総務常任委員会に付託されました議案の審査は全部終了いたしました。  なお、これらの議案についての委員会報告書の作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  執行部の皆さんは退席されて結構です。  暫時休憩します。           午前11時23分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前11時30分  開 議 ○委員長(小林誠) それでは、再開いたします。  続きまして、継続審査となっています上中山豚舎問題についての調査を行いたいと思います。  本日の調査の進め方であります。最初に、高澤環境衛生課長から上中山豚舎問題について、7月9日の継続審査以降の状況についてまず説明をいただき、必要に応じてその後委員からの質疑を行い、その後委員間において上中山豚舎問題についての自由討議を行いまして、当常任委員会としての今日時点の調査結果取りまとめをしたいというふうに思っております。  以上のように調査を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ご異議ありませんので、そのように進めます。  それでは、最初に高澤環境衛生課長から説明を求めます。  高澤環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) おはようございます。では、私のほうから7月以降のことについてご説明申し上げます。  最初に、9月27日に開催いたしました住民説明会についてでございます。9月27日月曜日19時から本庁5階の会議室で上中山農場の悪臭に係る住民説明会を開催いたしました。住民の方15名、県議会議員1名、市議会議員の方5名の…… ○委員長(小林誠) 課長、着座のままで結構ですので。長くなりますんで。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 市議会議員の5名の方からご参加いただき、県は畜産課、環境対策課、新発田地域振興局普及課から4名、市は副市長と環境衛生課職員合わせて5名が対応いたしました。  資料は、お手元にお配りした資料1から4の説明会時点での最新のデータを載せたもの、県の9月27日のカラーの資料を配付させていただき、これらの資料を基に市から令和2年度の第4次勧告から1年間の状況についてご説明申し上げました。第4次勧告後の秋、冬の状況は敷料、臭いともに悪い状況でありました。もみ殻やミストを使うことで令和3年度春、夏は臭気測定結果、敷料の状態、苦情の件数などが非常によい状態であったことなど、農場の状況をお話しいたしました。また、県からは、臭いを発生させない対策としてもみ殻やファンの活用による敷料の適正管理、豚舎から臭いを出さない対策として、豚舎排気口とシャッター部分へのミスト散布、農場から臭いを出さない対策として、電柱ネットにミスト散布を行っていることの説明に加え、臭いセンサーによる連続測定の状況をご説明いたしました。そして、市から4次勧告を引き続き継続し、今年度の秋、冬の状況の確認を続けていきたいという方針をお話しさせていただきました。  質疑、応答において、4次勧告では臭気は全く改善されていない。ふんと尿を分ける飼い方に変更するべきではないかというご意見が1件ありましたが、その他は4次勧告を引き続き継続する方針に対して強く反対するご意見はなく、もみ殻とミストを使った方法で秋、冬の様子を見ることにさせていただきました。  続きまして、7月以降の上中山農場の状況についてご説明申し上げます。資料1、臭気測定結果の3ページをご覧ください。令和3年7月から10月7日までは、臭気は非常によい状態を保ってまいりました。その後の10月の2週目以降の急に気温が低下した頃から、臭気指数13を超える臭いを4回連続で観測しております。この間、敷料の状態はそれほど悪くないことを立入検査で確認しております。県からは気温が下がり、湿度が高くなったときに、臭気指数13を超える臭いを観測しやすいのではないかというご意見をいただいております。  前ページ、2ページの前年同期10月2週目から11月末までは、全て臭気指数14以上で、最高25を観測していることから、臭気指数13を連続で超えているものの、昨年度よりは改善傾向にあると考えております。7月以降の期間で昨年度より今年度の状況がよいのはもみ殻の使用、ミストの効果、それからこれまで以上に事業者が真摯に敷料管理に取り組んだことが要因ではないかと考えております。  続いて、敷料の重量を記載した資料2の6ページをご覧ください。令和3年4月から11月で6.5キロを超えたのは、6月の3豚舎だけであり、敷料の状況はよい状態にあると考えられます。立入検査においても、もみ殻を使う前は敷料が固まっており、重量を量るためのバケツに入れるだけでも大変でしたが、今はもみ殻まじりでさらさらとした状態で、通気性は非常によさそうなものと感じております。  5ページに昨年度のデータがありますが、それと比較しますと、敷料が不足した冬期間を除いても6.5キロを超える黒背景のデータが散見しております。基準内の白背景のデータでも5キロ台、6キロ台が主になっています。対して、今年度は6キロ台が少なくなり、4キロ台、3キロ台が見られるようになっております。これは、もみ殻を使うことで敷料の状態をコントロールしやすくなり、4次勧告の6.5キロを超えないこと。そのために早めの手を入れることで、通気性のある軽い敷料となっているものと考えております。  続きまして、資料3、飼養頭数のところで7、8、9ページをご覧ください。令和元年度から令和2年の前半は、豚舎当たり680頭から650頭の比較的多くの豚が導入されておりました。令和2年後半からは630頭から580頭が導入され、10ページの中ほどにありますが、令和3年の7月から11から14号豚舎は550頭、それ以外は580頭になっています。他県での豚熱のワクチン接種が終了したことで、飼養頭数が通常の状態に戻ったものです。  続いて、資料4、苦情件数です。一番最後のページをご覧ください。平成19年度からのデータを記載しています。平成26年度までは、非常に苦情が多かったのですが、第3次勧告で敷料管理を行うようになり、まだ満足できるほどではございませんが、ある程度悪臭の抑制ができたことから、臭気指数も改善し、苦情件数は減少傾向にありました。しかし、令和元年度、2年度と臭気の状況が悪化したことに伴い、苦情件数も約150件と増加しておりました。令和3年度は、敷料の状態がよくなったことに伴い、苦情件数も少なくなっております。11月末までの合計で36件、平成19年からで一番少ない件数となっております。7月、8月は敷料、臭いの状況ともによく、苦情が少なかったです。9月は16件と、今年度では比較的多くの苦情をいただいております。9月20日から9月30日の間に14件の苦情等いただいております。10月、11月は、市の臭気調査では13を連続で超えた悪い結果が出た時期でございましたが、苦情の件数としてはさほど増えていない状況です。  続いて、カラーの県の資料、令和3年11月9日をご覧ください。表紙をめくっていただき、県が臭いセンサーを用いて連続測定した8月から10月までの臭気指数相当の結果でございます。8月のデータをご覧ください。県の臭いセンサーで8月17日から8月27日の間の連続測定をしたデータです。縦が臭気指数相当値です。横が時間です。青い線が花水山頂、オレンジの線が堆肥舎直上でのデータです。8月20日と8月27日の黄緑色の棒は、市の臭気測定のやっていた時間帯です。ピンクの棒は、市の立入検査の時間帯です。時間にかかるように矢印があるんですが、緑の矢印は豚舎の排気口のミストの稼働時間です。オレンジの矢印は、敷地境界の電柱ネットのミストの稼働時間になっております。グラフのほうになりますが、8月20日、8月27日は、市の臭気測定で臭いを感じておりましたが、センサーのほうでちょっと臭いが取れておりませんでした。8月19日から8月21日にかけて、断続的に16から13間の数値が出ております。これについては、県のほうが敷料の搬出や堆肥舎での保管に伴うものというふうに推察して、堆肥舎での保管の早期搬出、それから敷料搬出後の豚舎の密閉などを指導しております。  それで、次のページ行きます。臭気測定に9月6日から17日の間の連続測定の結果です。臭気嘱託員が毎日6時から9時までの3時間、農場周辺を回っています。そのとき感じた臭気強度、人の鼻で感じた臭気の強さですが、最高値を赤背景の白字で記載しております。また、苦情が入ったところに黒背景の文字で苦情と記載しております。9月6日から9月17日の11日間の測定では、臭気指数相当で13を超える数値を観測していません。9月7日、9月16日に市の臭気測定が行われていますが、9月7日は臭気指数11、9月16日は臭気指数12でした。9月15日の上に12と黒文字で書いてあるんですけども、これは9月16日の花水の下に12と書かれるべきところがずれていまして、これちょっとずれたところに出ております。この緑の市の臭気測定で花水で12という臭気を観測したということになっております。それで、臭気調査では数値が出ていますが、臭いセンサーでは数値が出ていなかったようです。9月14日と9月17日は、敷料が悪化していたため、敷料を交換しております。  続きまして、次のページ、臭気指数調査③は、10月19日から10月29日の間の連続測定の結果です。10月19日、10月23日の堆肥舎直上での高めの数値が1回ずつ観測されております。10月19日の苦情は、中居集落で7時に、10月22日は8時45分に上中山本村から苦情をいただいております。10月25日は、堆肥舎直上で12時から20時頃まで連続して強い臭気が観測されています。農場では作業が変わらないこと、長い時間強い臭気が観測されたにもかかわらず苦情となっていないことから、県も記載しておりますが、豚舎に起因する臭いではないのかもしれません。9月から10月の指導状況、秋、冬の臭気対策、今後の動きについては、記載のとおりでございます。  続きまして、昨年度1月から3月の大雪、敷料不足への対策についてです。これは、資料ございませんが、口頭でお話をさせていただきます。敷料の保管量についてです。昨年度敷料が不足となり、敷料の状態が悪化してるにもかかわらず、敷料交換ができない時期があったため、その敷料不足にならないように事前に敷料の在庫量を増やす対策を進めてきております。11月29日の立入検査時は、敷料保管量の約3分の1程度在庫が積み上がっているという状態でありました。奥のほうでは高さ5メートル程度まで積み上げられており、保管量が増えていることを確認しております。また、もみ殻の確保についてです。岩船の農協と契約をして毎日10トン車2台分のもみ殻が運び込まれており、もみ殻も十分確保されているとの話でございました。それから、昨年1月10日頃の大雪で豚舎と豚舎の間に雪で埋まりカーテンが動かなくなったことを踏まえ、今年度は豚舎間に雪が積もったらすぐに除雪をするそうです。昨年度はぬかるみがひどく、重機による除雪ができなかったことから、現在ぬかるみ対策として豚舎間にたまった水を排出するためのますを設置しております。  まとめと今後の対応についてです。4次勧告以降秋、冬の敷料の状態が悪く、臭気も強い状況でございました。もみ殻の使用と県の臭いの発生を抑える対策、豚舎から臭いを出さない対策、農場から臭いを出さない対策により、令和3年度4月から9月いっぱいまでは敷料、臭気ともによい状態を保ってまいりました。しかし、10月の気温が下がった頃から臭気指数13を超える値が連続して観測されました。敷料の状態はおおむねよい状態であったことから、気温が低くなると臭気指数13未満に抑えることは簡単ではないんだろうというふうに感じております。しかし、この秋の13以上の臭気指数が観測された4回のうち3回は13であり、数値としては昨年同時期よりも大分改善されており、本多畜産環境アドバイザーや県の助言をいただいてもう一工夫することで13を切れるように対応してまいりたいと考えております。また、県は敷料がよい状態である時間を増やすために、ブロックローテーションではなく、豚房をできるだけ使って1豚房当たりの頭数を少なくして飼い、これを薄飼いと県のほうは言っているんですけども、これによって敷料が長くもつようにした上でより短時間で、より労力が少ない方法で耕うんなどの敷料調整ができる方法を検討しております。現状では臭いは少し悪い状況ではございますが、まずはこの冬、昨年の冬の失敗を繰り返さないこと。そして、冬の間のもみ殻やミスト、新たな取組の効果について確認をして、その先の対応について考えてまいりたいと思っております。  以上で説明を終わります。 ○委員長(小林誠) 高澤環境衛生課長の説明が終わりました。  この報告に対しまして質疑ある委員の方はお願いします。  小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) これも初歩的なんですけど、もみ殻を敷料に入れることによって、要は酸素というか、空気が供給されやすいから、臭いのその分解がうまくいくということなんでしょうか。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) ご質疑にお答えさせていただきます。  臭いが発生しやすいというのは空気がふんとか、尿とか、そういうところと接するのが少なくて嫌気状態になる。嫌気状態になると、反対は好気状態になるんですけど、好気状態に比べて何十倍、何百倍と非常に臭い物質が出やすくなるということで、それを空気に当てやすい、敷料のところに空気を含みやすくするということが臭いの発生を抑える大前提というふうに私ども畜産環境アドバイザーの先生から言われております。それを保つようにもみ殻をまぜて、空気がいっぱい入るような状況をつくって今いい状況になっていると、そういうふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) それこそ現場の責任者が替わって、がらっと対応が変わったわけですが、これが一番大きなその改善の原因というかだと思うんです。それで、なおかつ県も積極的にその対策についていろいろアドバイスして、それに応じて相当金もナカショクでは出しています。  例えばこの2つ目の資料の中で、排気口にシャッターのところミストを散布して、青い絵がありますけども、それとか、あるいは中居側というか、笹神方面のほうに電柱立ててネット張っていますけど、この辺どのくらいの効果があったと、何かそういう県のほうで評価している何か根拠というか、そういうの出てきません。前にもたしか私直接県のほうにも聞いたんですが、あまりすかっとした答えは出ていなかったですけども、この辺の効果がちょっとどの辺効果測定されたか教えてください。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 県が指導して排気口にミストをつけていたり、シャッターのところにミストをつけた、それからまた電柱のミストをつけた、その効果についてです。つける前、つけた後ということで県のほうは数字を出していたところあると思うんですけど、私もはっきりこれだけ効果がありましたという形でなかなか見えてこない部分がまだあります。排気口の部分は、結構出やすいんですけども、電柱のミストとか、これについては距離が離れていたりするんで、非常に効果が分かりにくいところがあるところがありますんで、そこまでは私どももちょっと電柱ミストの効果については聞いたことがございません。  以上です。 ○委員長(小林誠) それでいいですか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) いいですね。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 先ほど10月が敷料が状態がいいと。そして、いいのにもかかわらず、13が連続的に出たという、その辺の分析というのかな、それさっきお話しなかったか分からないですけども、それ1つと、それから先ほどもう一つ工夫していくとおっしゃられたんですけども、どんな工夫していくのかです。  それからもう一点、この臭いセンサーがこれ9月は結構臭いセンサー動いているんだけども、10月になると臭いセンサーあまり動いていないみたいな感じなんですけど、その辺どうなのかお願いします。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) まず1つ目、連続して13と悪い状態になっている。これはどうしてかというところですが、私どもも夏の間は水分が非常に飛びやすく臭いが抑えやすいというんですけども、寒くなってきますと急に水分の飛びが悪くなってきて、水分がいっぱいあるということは嫌気状態になりやすい、嫌気状態になると臭いが出やすいというような感じでなっています。もみ殻を使って空気が入って好気状態になりやすくは前よりもなっていますけども、一部なっていないところから臭いが出ているのかなとは思っています。  それから、さらに一工夫の部分です。これについては、県のほうが先ほど少し申し上げました労力が少なく短時間で耕うんなどの敷料の調整ができるという方法を今検討しているところでございます。それからまた、来週本多先生が参りますんで、そこでもう一つ何か手はないかというところでお話を聞いてみたいなと思っているとこでございます。  それから3つ目です。臭いセンサーが10月反応少ないんじゃないかという話でございますが、これにつきましてちょっと10月の19日から24日までシーンとした状態が続いておりますけども、これにつきましては連続測定、人がついている場所ではないもんですから、どのような状況だったか、風向きが反対というだけで臭いは来ませんので、ちょっとなぜかと言われると少し分からない部分でございますんで、お答えちょっと難しいと思っています。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 臭気調査ですけど、8月の19から21日、この間大変高かったということなんですが、敷料の搬出というふうに書いてありますけども、こういった3日間この状況にあるというのはよくあることなんですか。見た限りそうでもないと思っているんですけども、何かこのときにどういったことがやられたのかということを1つ伺いたいというふうに思っています。  それから、苦情件数減っているよというふうにおっしゃいました。なるほどそのとおりでいいことだと思うんですけども、件数が増えた月がありますよね。せっかく減っているのにまた増えると、いや、前に戻ったんじゃないかというふうに住民の方思われると思うんですよ。やっぱりそこをきちんと見てやらないと、見ていないといつまでも苦情というかそういったもの、臭気に対してまだまだ全然改善されていないねというふうに思うんです。そこをやっぱりせっかく下げたのなら努力したのだからその努力をやっぱり継続する、そのものって何かお互いに共有、業者との共有するものがなければいけないのかなというふうに思っているんですが、その辺いかがですか。 ○委員長(小林誠) 何をしたのかというのは、事業者側がということですか、それとも。
    ◆委員(小坂博司) うち、こっち、こっち。 ○委員長(小林誠) 行政として。  高澤課長。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 8月の19から21日の間に行政としてどういう措置がとれたのかということを聞きたいと思います。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) この8月17日から27日、まず10日間計ります。私どもこのデータというかもらうのは、まずその後あと1か月後ということで、結果が出たの知ったのはずっと後になります。  それから、私どもが臭気測定をしているのがちょうどそこの8月20日のところにありまして、10未満という結果が出ているところ、それからこの間臭気嘱託員が朝から回っている中では、19日が臭い感じず、20日も臭い感じず、8月21日に臭気強度2という形の報告をいただいているというところで言うと、ここで私ども後から1か月後とかそういうところでこういう結果が出ていましたよというのは分かるんですけども、私どもの調査のところではそういう形が分かっていないというか、機械とずれた私どもの結果がもらっておりますんで、ここについて私どもは特に何かしたということではございません。  それから、苦情回数が9月の後半に増えているというところで、こういうのがあるとまた今までと変わっていないというご意見いただくということで、これをどうにか対応しなきゃ駄目だろうというお話でございます。私どももその間苦情いただいていますと、業者のほうに何か特別な敷料の出し入れしたとかそういうもの、動かしたりしていないかという話は聞いているんですけども、特にこの間特別な、敷料を動かしたりそういうことをしていなくて、臭いが強くなった原因がちょっと分からないまま終わってしまったといったところがあるんですけども、こういうのないように今度次からもうちょっと詳しく調べさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 分かりました。これは、センサーは県の測定で毎回来るわけでないからこういう即の対応はできないということ伺いました。分かりました。なかなか臭いの原因というのがだんだんまたつかめていなくなったというか、分析できたから分からなくなってしまうのか、あるんですけども、随分前進はしていると思いますので、これはこの原因が何かということ分かってきているし、そういったことをこれからもやっぱりずっと観測していくことが大切だと思いますし、やっぱり12以下に抑えるというもの、13、12になったからいいじゃなくて、やっぱり10未満にするんだと、そういった行政側の配慮がないと、いや、11、12ぐらいいいんだみたいになっちゃうとその境がこんな状況ですから、やっぱり10以下に何とか抑えましょうよということを取り組んでいってほしいと思いますが、その辺ちょっともう一回お願いします。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 私どもも最終的に10未満というか臭いしないところを目指したいと思っていますけども、まず13さえも守れていないところでは、まず13切るところをできるようにならないことには10未満というのも難しいんではないかと思っています。気持ちは、本当に小坂委員と同じなんですけども、まずは法律、その範囲を守れるようになりたいと、そういうところをまず希望のところでございます。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) そういうこと言うからまた言わなきゃいけないんですけども、じゃあ13超えたら何しているんですかと聞きたいんですよ。もっと大騒ぎしなきゃいけないでしょう。市を挙げて13超えましたよと、約束超えた。その大騒ぎもしないで13以下まで下げると。これそういう考えであるから実際13を超えますよ。やっぱり10未満は、そこをちゃんと目指さないと。今の答弁じゃまず13を抑えますじゃ結果出るんでしょうか。答弁しようないと思うんでいいですけども、やっぱりそこのところじゃなくて、きちんと基準、絶対に出さないんだという気構えをお願いしたいと思います。言いたいことあればどうぞ。 ○委員長(小林誠) 課長ありますか、高澤課長。          〔「要望でお願いします」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 要望として受け付けます。  板垣委員。 ◆委員(板垣功) 私は、単純なことで初歩的なことだと思うんですけども、この臭気とその豚数、数、これによって計り方が違ってくると思うんですけども、要するに100頭いるのと200頭いるのと。臭気、そこ200頭のときと100頭とまた変わってくると思うんですよ。その辺分析しながらやっているということは。  それと、その辺のもしその臭気がその辺関係あるんであれば、その事業者とその辺頭数の話だとかそういうことをやっているのか、できるのかという2点お願いいたします。 ○委員長(小林誠) この秋以降の話でということですね。  高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 頭数と臭気の関係というところでございます。頭数が多ければ、飼っているその豚房の面積は変わらないので、密度が高くなりますんで、敷料が傷むのが早くなります。そうすると臭気が出やすくなります。期間的に短い期間に敷料が傷むので早く出ます。逆に頭数が少なくなると敷料が傷むまでの時間が長くなります。そういう関係で頭数が多ければ早めの敷料に手を入れる。長ければそれはゆっくり手を入れるというような関係で、事業者側として私どもが求めているのは、頭数が多ければ早めに手を入れて臭いが出ないような敷料の状態を保ちなさいよというような指導をさせているところでございます。そのような関係で大丈夫でしょうか、お答えで大丈夫でしょうか。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) この県の資料の1つ目の8月20日に臭気調査したじゃないですか。そのときほとんど出なかったという話だったんですけど、これってこのグラフ見ると高い山と高い山のちょうど谷のところに調査をしているみたいな感じに、不思議なんですけど、これって事前に行くよ、やるよということは知っていたんですか。これ1点ともう一つがミスト散布を毎日何か5時から8時ぐらい毎日しているじゃないですか。明らかな相関はないかもしれないけど、例えば8月18なんか4時からぐっと立ち上ったのがミストを噴霧している間ちょっと抑えられて、終わったらまたぴょこっと上がっていますよね。同じようにさっきの市が臭気調査したときも、結局終わった後またぴょっと上がっているじゃないですか。ということは、これ効果がもしかしてあるのかななんて。同じように8月24日なんかも同じような傾向出ているので、もしかすると、まあまあ敷料の状態とかそれは大きいんでしょうけど、ミストの効果って多少あるんじゃないかなという気がするんですけど、この2点教えてください。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 臭気調査の時間についてですが、この時間については地元とお話をして臭いが出やすい時間に来てほしいということで、普通の夏期間であれば朝の6時から8時までの調査、日の出がだんだん遅くなる秋口、冬ぐらいになりますと6時半から8時半というような期間での調査をさせていただいておりますんで、時間についてはほぼほぼいつも決まった時間にさせていただいているということでございます。  それから、ミストの時間についてでございます。これもミストについては、住民の皆さんから苦情がある時間帯を狙ってミスト散布をしましょうということで県のほうがこの時間帯に散布をするということをしております。特に先ほども申し上げましたけども、排気口からのところであるミストについては、非常に効果があるんではないかというふうに考えておるところでございます。それがこのとおり出たのか風向きが変わったのかというところで、すぐにミストの出たすぐ後を計っているわけではないので、すぐそうだとは言えないところありますけども、効果はそこそこあるんではないかというふうに私どもは認識しております。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 事業者が時間については知っているのかという質疑に対してお願いします。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 時間については、業者も当然知っております。ずっと年間、それからずっと前から同じ、ほぼほぼ同じ時間でやっております。住民の皆さんと決めた時間ということで……           〔「日にち」と呼ぶ者あり〕 ◎環境衛生課長(高澤悟) 日にち。日にちにつきましては、事業者存じておりません。 ○委員長(小林誠) 知らないと。 ◎環境衛生課長(高澤悟) はい、知りません。           〔「抜き打ちなんだ」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) これ排気口のミスト効果があるんだったら何か四六時中やっておけばいいじゃないかと素朴な疑問ありますけども、高いんですか、これ液体が。恐らくアンモニアを何かと化学反応させてというものだと思うんですけど。 ○委員長(小林誠) ただの水でしょう。 ◆委員(小柳はじめ) でも、ただの水なんですか、これ。 ○委員長(小林誠) ただの水だよ。 ◆委員(小柳はじめ) 最初何かただの水という話もあったんですけど、でもただの水だったら安いんだから四六時中やればいい。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 四六時中ミストを出したらいいんじゃないかというお話なんですけども、ここちょっと水道の関係悪くて、地下水があるわけではございませんので、水事情が悪いんでできるだけ水を使わないで、使えないというか多く使えないと言ったらいいんでしょうか、そういうところなんで、できるだけ絞った形でのミストを散布しているとこでございます。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) それで、私も前、去年だったか農業資材博というのがあった、幕張かなんかで見たときに、何か錠剤みたいなものを溶かして噴霧するともうさっと消えるテストとかやっていたんですけど、もう恐ろしく消えたんですよね。逆に水だけでもそれだけ効果あるんだったらもうちょっと例えばそういう薬剤入れたりとかというのもより効果が大きくなるんじゃないかなという気するのと、あと水代と言ってもミストするぐらいの水代って知れていると思うんですけど、そんなに高いものなんですか。逆に言えば、例えば実証実験みたいなので四六時中水を実証期間中のデータとるときの水道料をまず減免するからまずテストしろとか、まあまあそれの分の例えば予算つけていくから実証実験しろとかとそういうものメニューって作ることできない。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) あの場所では、水道管細いものしか入っておらなくて、水道量の量の問題がございます。まず、第1に豚が飲む水、そのほかの水ということで今ミスト使っているということで、ちょっと細いもので、これを太いものに交換するという話は、随分昔あったんですけども、億近いお金がかかるということで、その辺の話が頓挫したりしたというふうに聞いております。そういうことで、ちょっと水事情の悪いところだというふうにお考えいただければと思っております。  それから、薬剤を水にまぜてやったら、噴霧したらどうかというお話でございます。これにつきましても、ミストのところについて畜産環境アドバイザーとそれから県というところでご指導、私たちがやっているわけではございませんけど、そういう話の中で水でやったのが一番それで十分だというふうなお話の中でさせていただいているとこでございます。  以上でございます。           〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 私連続散布がいいということじゃなくて言いますけども、水道管細いから替えると億の金かかると。そこで頓挫するんじゃなくて、受水槽造るとか水槽造るとかといろいろなアイデアが出てくると思うんですよ。だから、そのために何するかというのをやっぱり業者と一生懸命話し合うべきじゃないでしょうか。今何か金かかるからできませんでしたでは、何か臭気のこの問題解決しないような気がするんですよね。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 受水槽についてはございます。既にございますということであるんですけども、この水道管を太くするというお話につきましては、随分前の話で、最近についてまた太くするという話が出たわけではないんですけども、私もちょっとその経緯については詳しいところはちょっと分かっておりませんけども、昔話として太くしようとするとそのお金が大分かかるというとこで止まったというふうには聞いておるとこでございます。  お答えになっていないかもしれませんが、以上でございます。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 長くなってすみません。今豚って値段上がっているじゃないですか。だから、同じ頭数やっていれば、まあまあその分上がった分を頭数減らすのならいい方向に行くんだろうけど、同じ頭数入れているということはその分がっぽりもうかっているよね、業者は、まあまあ素人考えで言えば。当然資材も上がっているけど、でも相当もうかっていると思うんだよね。逆に言えば、さっきみたいに水も工事するのに億単位金かかるとか、いろいろ薬剤にしても金かかるとかいろいろそんな金がネックになっているんだったら、だったらいっそ目的税みたいなもの作って豚出荷税とか市独自のそういう目的税をこしらえて、そして財源で例えばそういう対策をするとかそういうスキームとかというのを研究してもいいんじゃないか。でも研究するというメッセージだけでも結構圧力になると思うんでいいと。やれとは言わないけど、検討に値すると思いますけど、どう。 ○委員長(小林誠) 税務課の質疑だ。 ◆委員(小柳はじめ) いや、ただ起案するのはここだから。 ○委員長(小林誠) 答えられるようであればお願いします。  高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 豚出荷税というお話いただいたんですけど、まず1つの業者に対しての目的税で市内の業者が全部負担するような格好になるとちょっと想像してしまったんですけど、これについてはちょっと相談したいと、研究させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 7月の説明会においては、住民の方が苦情を言うとあそこのところの守衛のところですごく言われるのがあって嫌だというふうにおっしゃっていて、本当にこの苦情が住民の方が言われないことで本当苦情はなかったんだというふうに本当に思えるのかどうか。苦情を言わなかっただけであって、本当は苦情を言いたかったけども、またあそこでストップするなというふうに思われて苦情は言われなかったのかというようなこともちょっとこの前の説明会でそういうふうにおっしゃっていた方があったので、今は苦情を言いやすい状態になっていて、そしてなおかつそれなっているにもかかわらず苦情は少なかったのかということについてちょっと教えてくださいますか。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 9月の住民説明会のときに苦情の電話をいただいたときに守衛のところでお名前とかご住所とかそういうことをお聞きするというところで、それが嫌だと、プレッシャーになるというところで答えたくないということで非常に苦情電話をしにくいというお話がありました。今については、無理に聞き出そうということではないルールでさせていただいております。ただ、あそこで言いますと、どこで臭いを感じたかというところをお伺いしたいと、データ的にはそうしたいと思っているところがございますんで、前はそういうふうに聞かせていただこうということで名前を名乗っていただこうというふうにさせていただいていたんですけども、そういう苦情がございましたんで、今無理やり聞くようなことでないようにさせていただいております。  それから、そういうことがあったんで苦情の電話を入れにくくなっているというふうなお話がございました。私どももそういうふうにお名前とかご住所いただくことで苦情をいただきにくくなっているという認識はその場でございませんでしたので、ちょっとそこら辺についてそういうことがあったのかもしれないなということには感じております。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 本当に苦情が少なかったというデータとともに、住民の方たちの意識とが本当に一致すればいいなというふうに思っていて、そこら辺の再確認というんですか、そういうのは必要なんじゃないかなとかと思っているんですけれども、そういうことをなさるつもりはありますか。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) アンケート調査というような格好でしょうか。           〔「そうです」と呼ぶ者あり〕 ◎環境衛生課長(高澤悟) 私どものほうであまりそういうふうなところまで今全然考えておらないんですけども、今までそういうふうに住所とかそういうのをプレッシャーに感じているというのを知らなかったんですが、今までずっと同じ条件で苦情をいただいている中で多くなった、少なくなったというところは一つの目安として考えさせていただいたところがございます。そういうところはありますんで、ちょっとプレッシャーをかけないようなルールには変えさせていただきましたけど、すぐに浸透はしていないかもしれませんけども、まず同じルールの中で苦情をいただいてその件数を目安とさせていただくのは変更させないということです。アンケートについては、ちょっと今言われてちょっとすぐどうすればいいのかちょっと分からないとこございまして、お答えできないところがあるんで申し訳ないでございます。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 本当に様子を見ているという段階なので、住民の方たちも本当に自分の中に思いながらも本当にどうなっていくんだろう。本当市のほうは、こういう改善されたと思っていても、ずっと改善されないと、もしくは苦情には出てこないけども、胸の中に持っていらっしゃって、本当にそれが結果と住民の気持ちとが一緒になって、本当に今大切な時期だと思うんです、様子を見ている段階。今後できなかったらどうするんだという方向性が示されると思うんです、もしもこれが値が高かったら。なので、一番大切な時だと思うんです、様子を見るこの段階が。そして、そのことが住民と検査の値、臭気指数のとこが一致になって、これでいいですよねというふうなお互いにミストとこれで行けますよねというふうに思えたらいいなと思っているので、そういう形になることを願っております、このまま様子見るんであれば。 ○委員長(小林誠) 討議に関わっている感じですけど、まず答えありましたらお願いします。  高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 私どもまず苦情件数だけで見ているわけではなくて、やはり臭気調査と併せた中で一つの指標としての苦情件数と見ております。私どもも臭いの状態と苦情が少なくなってこれでいいねという状況になってほしいと常々願っておるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) ちょっと俺もちょこっと聞きたいんだけどいいですか、駄目。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ちょっと議事交代します、副委員長に。           〔委員長退席、副委員長着席〕 ○副委員長(青木三枝子) では、急遽委員長の代わりとして副委員長がやります。  小林委員、どうぞ。 ◆委員(小林誠) すみません。今ほどの臭気とちょっと関連あるんですけれども、このデータ見ると9月の臭気についてはそんなにオーバーしていないんだけども、市の測ったやつですよ、臭気測定のほう。だけど、苦情は増えている。10月は、臭気はオーバーしている日多いんだけど苦情はそんなに出ていないと、一番最後の苦情件数というやつを見ますと。これの関連というか、どういうふうにそれ捉えているのかということと、あと県のほうで指導する薄飼いというんですか、減頭というか、これって本当に事業者として可能な内容になるのかどうなのか。そのちょっと2点ほどお願いします。 ○副委員長(青木三枝子) 高澤課長、どうぞお願いいたします。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 9月の数値はあまり出ていないのに苦情が多いというところでございますが、先ほど申し上げたとおり、9月の苦情の16件のうち14件は9月20日以降の数字になっておりますんで、この臭いセンサーによるデータの時間ではないというところですんで、数字がそのとき測っていればあったのかもしれないんですけども、ちょっとここではその相関関係についてはちょっとこのデータからは読み取れないと思っております。  それから、薄飼いについてです。薄飼いについては、今のブロックローテーションというふうにありまして、約13の豚房のうち4つを空っぽにしてその豚を詰め込んで残りの9豚房で飼うというような形で、そのうちの4豚房、汚れてきた豚房を空けて空いている豚房のところに移して、その空いた豚房のところにまた敷料の調整をするというやり方をしていたんですけども、それだと豚を詰め込む分早く敷料が傷むということで薄飼いをするということで、頭数は変わりません。頭数は変わらない中で、ある豚房を全部使って密度を下げて行うというのを薄飼いと呼んでいるだけで、頭数については変わらないということで、事業者としてできる取組だというふうに思っております。  以上でございます。 ○副委員長(青木三枝子) よろしいですか。           〔委員長着席、副委員長退席〕
    ○委員長(小林誠) すみません。ほかに質疑ありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) なければ、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議を行います。上中山豚舎問題について、今ほど来質疑も出ましたけども、委員間でまた討議等していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 今回大分よくなってきているんですけども、いつもの例だとやはり冬にかけて悪くなってくると。その前兆が今ちょっと出ているような感じだと思うんですけども、やはりその冬を何とか乗り切っていただきたいなというふうに思います。  以上です。 ○委員長(小林誠) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 一番最初の質疑にも言ったように、事業の現場責任者が替わって対応がはっきり変わりました。臭い出す、本当に1年間気温と湿度とみんな変わって、その中をその時々の対策、一番いい対策を一生懸命今データを蓄積しながら県の指導、市の指導も受けながらやっていくというふうな意識が少し見えてきているのかなというふうに思います。というのは、私も実は仕事で有機資源センターの一番スタートのときに、それこそ高澤課長と一緒に臭い出してその対策ばかりやっていた時期ありまして、本当に10年たたないかな、年間ノンクレームになったのが本当に相当時間かかりました。だから、四季に応じたその対策。いつも同じ対策しても駄目なんですよ。だから、そういうのをデータを蓄積しながらやっていくということで、何とかまず夏の対策が少しできたかなと。今加藤委員が言うように、今度は冬の対策、春の対策とか、そういう形をそれぞれのそのデータをみんな持ち寄りながら県の指導も仰ぎながら市も積極的に、さらに積極的に関与していって臭いを本当にまず出さないように対策を講じていっていただきたいというふうに思います。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 悪臭出さないための敷料管理が大切なんだよというふうに課長から答弁だったかと思います。これから頭数の問題と敷料管理本当にマッチしていくんだろうと思いますけども、やっぱり先を見越して頭数をこの時期指数が上がるんであれば頭数のほうで調整したり、敷料がどうも入ってこないんだよというような状況になれば、やっぱり早め早めの対応をぜひお願いしたいと思いますし、もし何かが業者で足りないんであれば相談に乗って敷料を何とか押さえるというそういう行政であってほしいなというふうに思っています。あそこで言うんじゃないよね。ここで言うんですね。すみません。そんなふうな思いがありますので、よろしくお願いします。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 長期にわたっているこの問題が本当に何とか今様子見ている段階で、本当にこれがもし駄目なら次のステップに行かなくちゃいけないというところに来ていると思うんです。だから、もしこの対策が、もしこの臭気がこのまま冬が乗り切れないようであったらどうするのかというようなことも含めた対策というんですか、次の段階を考えておかなくちゃいけないんだろうなと私は思っていて、先ほど小柳委員がおっしゃったように、水はなかなかできないんだとおっしゃいますけども、水でそれで解消するんであれば何かその方法はないものか何か探れたらいいかなというふうに私は思います。  以上です。 ○委員長(小林誠) ほかに討議よろしいですか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ちょっと暫時休憩します。           午後 零時30分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 零時32分  開 議 ○委員長(小林誠) 再開いたします。  それでは、皆様の討議を取りまとめますと、事業者としても様々この間県と指導をいただきながらノウハウの蓄積を行ってきて様々対策を講じてまいりました。さはさりて、今までの状況を見ますと冬をどうやって臭気を抑えるか、臭気を出さないような対策をしっかり講じていただきたい。そしてまた、頭数やまた敷料管理ということも状況に応じてやってほしいと。そして、住民との意識のずれが生じないように行政としてもその間に入ってしっかり指導をしていただきたい。また、意識を共有していただきたいということを申し添えながらしっかりまたこの悪臭問題については行政としても取り組んでいただきたいということを取りまとめまして、引き続き当総務常任委員会としては継続審査の対象としたいというふうに思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 異議がありませんので、今申し上げましたとおり引き続き調査を進めていきたいと思います。  次回の日程につきましては、2月定例会の中で皆さんとまたちょっと協議をしながら必要に応じてまた状況報告を担当課のほうに求めたいと思いますが、いかがでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 高澤課長、長時間ありがとうございました。退席していただいて結構でございます。  ちょっとすみません、もう昼入っているんですけど、もう一点、2点ほどちょっとお願いします。一応行政視察の関係なんですけれども、一応まだ今年度3月は議会あります。総務委員会としてせっかくの機会で、今オミクロンもあるんですが、コロナも落ち着いている状態で視察可能な状況にありますので、視察について皆さんからちょっと意見を聞きたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。行くとすればもう2月ぐらいになるかと思うんですけど、準備も含めて。           〔「場所のことですか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 場所も含めて。可否も含めて。           〔「一任」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 一任。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 行く先も含めて当然調整しなきゃいけないんで、もうここまで来るとそこを超えてくるというふうには思うんですが、一応どうでしょうか、やることはやる目途に進みながらも、このオミクロンの感染状況とかコロナの感染状況を見ながら、その間に行き先を相談して決めていきたいというふうに思いますが、行っても1泊の予定ですけれども、そこまで遠いとこは行かれないと思いますが、可能な範囲で。早めにもし希望があれば教えていただきたいと思いますし、なければ私のほうで案ちょっと作りたいと思いますが、そんな感じでよろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ありがとうございます。相手先の都合もあるということで、行く方向でちょっと行き先も踏まえてある程度私のほうでちょっと今月中進めさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ありがとうございます。  委員会のほうは以上をもって総務常任委員会閉会いたします。  ご苦労さまでした。           午後 零時36分  閉 会...